部屋に花が飾られていた恐怖

念願の大学に合格し、実家を出て京都で一人暮らしをし始めました。
両親には、アパートの賃料と大学の学費を払ってもらい、生活費や食費などの仕送りはなく、自分でアルバイトをしてお金を稼いでいました。
始めは、アパートの近くの居酒屋とスーパーマーケットでアルバイトをしていましたが、大学のサークルで一緒になった友人にコンパニオンのアルバイトを紹介してもらいました。
時給は、スーパーマーケットや居酒屋の時給の4倍でとても魅力的でした。
友人と一緒にコンパニオンを派遣している会社にいき、登録をして働き始めました。
週に3回ほどコンパニオンの仕事が入り、お客様も大手の有名な会社の方が多く、紳士的な方ばかりで楽しくお話をして仕事をすることができました。
コンパニオンのアルバイトを始め、半年くらい経った頃、アパートの鍵穴の周りが金具のようで傷つけられているのに気がつきました。
泥棒かと怖くなり、それ以来彼氏と一緒にアパートに帰るようにしました。
あるとき、彼氏と一緒に帰宅すると、玄関のドアノブに私の好きなコンビニのケーキがかかっていました。
気持ちが悪く、すぐに捨て、念のために警察に報告し、鍵も取り替えました。
それから10日後、アパートに入ると、ベッドの脇に見知らぬ花瓶と花束が飾られていました。
あまりの恐怖に腰が抜けてしまい、そのまま実家に帰りました。
結局、そのストーカーの正体は、コンパニオン会社の男性スタッフでした。
私がコンパニオンにいっている間に、私のロッカーから鍵を盗み、合鍵をつくっていたそうです。
それ以来、コンパニオンの仕事はやめ、あまり時給の良すぎるバイトをすることはやめました。